2025/02/01 06:27



透明標本とは

透明標本(=透明骨格標本)とは、生き物の硬骨を赤紫色に、軟骨を青く染色し、筋肉を透明にした標本です。小さな魚の骨格を解剖することなく、観察するための研究のための手法として、1941年に基礎となる技術が生まれました。その後も改良を重ね、1991年に現在の透明標本作製技術が開発されました。元来、研究・観察のための手法で用いられていましたが、2008年頃からその見た目の美しさからインテリアとしても人気を博し、生物研究以外にも用いられるようになってきました。